反復と再帰を比較する際に、再帰プロセス (process) という概念と再帰手続 き (procedure) という概念を混同しないように気をつける必要があります。
再帰手続き(procedure)は、その定義が自分自身を参照するように表現されているものを言う。
構文的にそうなっているという事実を示している。
再帰プロセス(process)は、処理が「再帰的な」進行をするというだけで、構文を問題にはしていない。
一般的な言語では、再帰手続きを解釈すると、その再帰回数に比例してメモリ使用量が増える。
Schemeの実装ではそうはならない(末尾再帰)。